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デジタルサイネージってご存知ですか? デジタルサイネージってご存知ですか?
デジタルサイネージってご存知ですか?

デジタルサイネージってご存知ですか?

ブログ 2017.07.13

少し前、幕張メッセで行われていた「interop」という展示会にFP仲間に誘われて行ってきました。

ご一緒したFPも元サラリーマン。システム系のお仕事をされていましたが、FPとして独立された方です。
そんなわけで、技術的な専門用語などは聞けばほとんど教えていただけます。

interopには「フィンテックの最前線」情報を仕入れに行こうと思っていたのですが、あまりこっちの情報は得られず。

でもせっかく幕張まで来たので何か得られる情報を得ようと思って歩き回りました。

IoTのことや、最新のアプリ制作などについてみてきました。
どんどん進化するこの世界。特にGPSの精度や、スマホでできることの広がり、ネットワーク技術の向上などはほとんど素人の僕でも「へぇ~」を連発してしまいました。

デジタルサイネージってご存知ですか?

そんな中、僕の興味をそそったのは「デジタルサイネージ」。

日本語で直訳すれば「電子看板」ですね。
あるメーカーでは、コンビニなどの冷蔵庫の扉をそのままスクリーンにして広告を掲載できるシステムを展示していました。

また、別のメーカーでは画像データを入れたメモリーカードを電気看板に差し込むだけでファイル名順に画像を表示する手軽なシステムを展示していました。

これなら飲食店や美容院、いろいろなお店など、様々なところで自分で画像データを作って表示できるので欲しい人も多いのではないかと思い、場合によっては自分が販売代理などできないかな、などと思ったりもしました

そこで、この場で名刺交換をした某メーカーの方にお会いしてきました。

 

奥が深かったデジタルサイネージの世界

最近のデジタルサイネージの進化は目覚ましいものがあります。

特に画素数が細かくなり、4K対応は当たり前。

価格も手ごろになってきた感じがします。

しかし、その裏にはもっと深ーい仕組みがあったのです。

最も進化しているのはネットワーク技術

最近ではJRの駅などで柱という柱すべてが広告、なんていうところも見かけます。

デジタルサイネージではいちいち中の広告を挟みかえたりする必要はありません。

ネットワークを通じ、一斉にすべての看板に表示する映像情報を送信することで表示が更新されます。

広告媒体としての価値

さらに、表示するのは広告ですので、一定期間広告を掲載するのに広告料を支払った企業や団体の情報が表示されます。

あの大量に駅で見かけるデジタルサイネージのほとんどは、駅側は費用負担はしていません。むしろ場所を貸して収益を得ているものと思います。

広告を扱う代理店を通して広告を掲載する企業や、機器メーカーなどが費用負担をしています。

そこに表示する広告のデザイン・作成や、広告主の募集などを設置した会社が行うことでフィーを得るビジネスモデルが一般的になっています。

機器があってもコンテンツがなければ意味がない

あんなに大規模でなくても町の小売店、飲食店、美容院、不動産屋さんの物件表示などにも活用できそうですがここでも課題があります。

いつも同じ広告では飽きられてしまう、ということです。

例えば、飲食店で「ランチタイム」と「ディナーメニュー」が違う店がたくさんあります。

画像データをメモリースティックさえ差し替えれば変えられるので手軽に表示を変更でき、効果がありそうです。

しかし、ものすごくきれいに画像表示できる機器だけに、あまり簡素な表示ではもったいない。

できればきれいな食べ物の写真なども一緒にに表示して通りかかる人の感覚に訴えたくなりますが、こういう効果的な表示を作るのには結構手間もかかります。

デジタルサイネージ販売業者は実はソフトで儲けている。

そうです。多くのデジタルサイネージの販売を手掛ける業者は、機器の販売よりも表示するコンテンツの制作などを一定の期間継続して行う契約を結んでいるのです。
イニシャルよりもランニングで稼ぐビジネスモデルです。

店の外に出す看板でも、サイネージ業者がその店オリジナルの画像を作成し、定期的に更新する契約とセットで販売したりしています。

使い方によっては、無線LANを通じてサイネージに画像を送るシステムもセットで販売し、保守契約などを付けていることもあるようです。

ますます広がるデジタルサイネージの世界

簡単に参入できる世界ではないということがわかったわけですが、この業界はまだまだ広がっていくでしょう。

2020年のオリンピックに向け、日本人だけではなく、観光客にもやさしい東京の街にするために様々な技術革新が進んでいるといいます。

オリンピックについて、最近は金がかかりすぎるとしてあまり多くの都市が開催地に名乗り出なくなっているといわれます。
コンパクトに開催する、既存の施設をなるべく活用するなどにより費用を抑えるアイディアもありますが、それでも競技を行う会場の整備には多額の費用がかかります。

一方で、オリンピック開催はその開催地の周辺でインフラの整備などが急速に進みます。
前回1964年の東京オリンピックでは開催に合わせ、新幹線の開業、羽田空港の拡張、首都高速や国道246号線の整備を含めた道路の整備などのインフラ整備が行われました。
2020年のオリンピックでは、それに向けて様々なネットワークやソフトなどの技術開発が急速に進んでいるのではないかと感じます。

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