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阪神淡路大震災から25年 阪神淡路大震災から25年
阪神淡路大震災から25年

阪神淡路大震災から25年

ブログ 2020.01.17

1995年1月17日、あの未曽有の大災害「阪神淡路大震災」から25年を迎えました。

横倒しになった高速道路、拡がる火災、倒壊する建物。テレビで映し出される凄惨な光景は今も強く印象に残っています。

私は直接の被災者ではありませんが、当時、伯母(母の姉)が震度7だった神戸鷹取の病院に入院していた事もあり、他人事ではありませんでした。

また、自分はゼネコン入社2年目で土木工事の現場事務所に事務担当として勤務していました。

同じ現場に神戸出身の後輩がいました。
彼は急きょ神戸に戻りましたが、実家に過度り着くまでに8時間以上かかったと話していたことを思い出します。
彼はそのまま被災地復旧の現場に応援に入り、そのまま神戸に異動になりました。

他の人が被災地を見に行った際には、どの建物がまっすぐ立っているのかわからないような状況で、ポケットの中に五円玉を糸で吊るす簡易的な「水平器」ならぬ「垂直器」を持ち歩いていると話していたことも思い出されます。

その後も日本列島はいくつかの大きな地震災害を経験しました。

宮城県沖、十勝沖、新潟県中越、東日本大震災、熊本など各地でマグニチュード7クラスの地震が起き、各地で大きな被害が発生しています。

大陸プレートがぶつかり合う火山列島・地震列島である日本はどこにいても地震に合うリスクがあります。

南海トラフ地震、首都直下型地震などは今後30年の間に70%の確率で発生すると言われています。

時間が経つと良くも悪くも人間の記憶は薄れていきます。
地震発生直後には各家庭の非常持ち出し袋や避難所の確認、家族でいざという時の行動や連絡方法を話し合ったりもしますが、しばらくするとそうした会話や確認、準備も少なくなってしまう傾向があります。

そして、きっと忘れたころにまたきっと起きることになります。

特に東京近郊には人口が集中しています。
東京都の統計によると関東大震災が発生した大正12年(1923年)頃の東京都の人口は400万人弱でした。現在の東京都の人口は約1400万人!なんと1000万人も増えています。

平日の昼間はもっと人口が多くなります。
国が発表している被害想定では最悪の場合、死者は23,000人、経済被害は95兆円にも上ると推定されています。

地震が発生する時間によっては多くの帰宅困難者が発生します。
消防車や救急車などの緊急車両も通行できない、災害現場が多すぎて手が回らないなどが予想されます。

都内にはまだ多くの木造住宅密集地域や、現在の耐震基準に適合していない「旧耐震」建物も残っています。

地震への備えは「自助」「共助」「公助」のすべてが必要です。

まずは自分と家族の身を守る事が「自助」
地域の住民との支え合いが「共助」
公共のサービスが「公助」です。

大災害時には公共のサービスは手が回らなくなることが想定されます。
なるべくを公共サービスを頼らずに済むようにするための備えが必要です。

各自が備えることによって被害は1/10近くまで軽減できる可能性があると言います。

すべての人が危機感を再認識し、それぞれに備えておく必要があります。

阪神淡路大震災から四半世紀。
25年前のあの日を忘れず、今一度備えについて確認し、家族とも話しておきたいと思います。

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