久しぶりにハーフマラソンを走りました。
さて、今日は仕事の話ではなくて趣味の話。
今からさかのぼること11年前の2007年。私は第1回東京マラソンに出場しました。
当時から抽選でしたが幸いにも追加抽選で当選したのが2006年11月。
大会が行われたのは2007年2月18日だったのでおよそ3か月の準備期間しかありませんでした。
当時38歳だった私はちょうどその頃ゴルフにハマっていたものの、スコアは85のベストスコアどまり。
2003年にドラコン日本選手権の予選会に出場して以降はフォームが乱れ、調子を崩していました。
日ごろの運動不足や体力的な衰えもあったのかもしれません。
「まずは下半身の再強化のためにも走るのがいいかな…」
などと思っていたころに東京マラソンの開催が決まり、
「日頃電車で移動している東京の街を走って回るのは楽しいかもしれない。走るにも目標があればモチベーションが上がる。」
そう考え、気軽な気持ちでエントリーしました。
しかしながら、大会当日までに走った距離は最長で18km。走った回数も数えるほどで今考えると「なめていた」と思います。
レース本番。25kmくらいまでは6分/kmくらいのペースで調子よく進んでいたものの、26kmを過ぎたあたりで両方の大腿筋が攣りそうになり、あとはだましだまし。
結果的に4時間55分でのゴールとなりました。
何とかゴールはしたものの、悔しい気持ちが残りました。
足が攣りそうになり道路脇で屈伸や伸脚を繰り返す僕の横を明らかに自分よりお年を召されたおじさんおばさん(今考えると今の自分くらいの年齢なのかもしれませんが)が笑顔で沿道に手を振りながら抜いていく姿を見ながら
「こんなもんじゃないはずだ。ちゃんと練習すればもっとできるはず。」
と感じました。
もともとはゴルフのレベルアップを目的に走ったはずが、その後は走ることのほうが目的になりました。
9カ月後。
今はコースも名前も変わっている河口湖マラソン(今の「富士山マラソン」。コースも変更になっています。)に出場。
そこで3時間57分で文字通り「完走」しサブフォー(4時間切り)を達成しました。
ここまでくると、どこまでやれるのか試してみたくなりました。
その後いくつものマラソン大会に出場し、フルマラソンの最高タイムは2011年1月に行われた湘南国際マラソンで3時間30分28秒までいきました。
さらに距離も伸ばし、2010年からウルトラマラソンにも参戦。
サロマ湖100kmウルトラマラソン、チャレンジ富士5湖、八ヶ岳野辺山ウルトラなど100km以上の大会のこれまで6大会出場、5度完走しました。
その他、伊豆トレイルジャーニー(ITJ)、白馬国際トレイル、STY(静岡to山梨)などのトレイルランニングにも出場しました。
その後、2013年に45歳で第1子が生まれ、2015年に今の会社を起業、第2子の誕生などがあってから走る距離がだいぶ減ってしまいました。
2016年、2017年はともに年間で約180km程度しか走っていません。
一番走っていたころは月間でこのくらいの距離を走っていたことを思うと全くと言っても走っていない状態です。
そんな中、先日1月14日に荒川の河川敷で行われる「ハイテクハーフマラソン」に出場してきました。
この大会だけは縁あってここ数年出場しており、今年で4年連続。
記録は2時間4分49秒(手元計測)。
ハーフマラソンは最も速かったころは1時間40分くらいで走れていましたが、練習不足の今はこれが精いっぱい。
現在の全力です。
むしろ、このタイムで走れた方が自分ではちょっとびっくりなくらい。
そして、今年は何と東京マラソンに当選。
自分にとっては「原点」。すべてはここから始まったといっても過言ではありません。
タイムを狙うよりは味わって、ランニングと出会えたこと、今も走れることに感謝しながら走りたいと思います。
さらに、再び少しずつ練習量を増やし、再びサブフォーを達成できるようにしたい。
そしていつかは「ウルトラマラソン」に再挑戦したい、とひそかに思っています。
普段の練習は基本的に「ゆっくり」です。
多摩川河川敷や駒沢公園などを6分半~7分/kmくらいのペース。
もし「一緒に走りたい」という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
誰かと一緒に走ったほうが楽しいので。